フィールド・デザイン思考~右脳と左脳の交差点

弊社代表 見山謙一郎のコラムです

やっぱり、バングラデシュだと思うけど・・・

2月3日より、バングラデシュに来ています。今回は、日本の地方銀行の方とともに、現地の経済情勢等の調査と、
地方の企業と、バングラデシュの企業との連携の可能性についての
調査の為に来ています。

バングラデシュ経済を牽引している縫製産業の工場見学や、
現地の銀行役員等との面談を行いましたが、そこであらためて感じるのは、

「やっぱり、バングラデシュのビジネスポテンシャルは、極めて高い!」
ということです。

右脳と左脳の交差点~The crossover point of Logic and Sensitivity~-URMI Group

(写真)バングラデシュの縫製工場

残念ながら、日本では、「バングラデシュ=貧困国」とのイメージが定着
している為、ビジネスの可能性を見落としがちですが、
欧州や中国、韓国などは、早くからその可能性に気づき、積極的な投資を
行っています。

でも、
バングラデシュの人々が、本当にビジネスをしたい相手は日本なのです。

確かに、品質や技術等、ビジネスのハードルは極めて高いけれど、
一度、提携が実現すれば、お互いの信頼関係をベースに、永続的なビジネスが
可能になる相手(パートナー)として、信頼されている為です。

「ビジネスにおいて、相互の信頼関係を最も重視する」
というこの価値観は、日本のビジネスにも通じるものがあると思うのです。

とかく、日本企業の視線は、インドや、最近ブームになっているミャンマーなど、
バングラデシュをスル―して、その隣国に向きがちです。

でも、私は、「やっぱりバングラデシュじゃないかな」
と実際に、バングラデシュの企業経営者や、銀行の役員等と面談をして、
強く思うのです。

思えば、リーマン・ブラザースなど、外資系金融機関への転職が花ざかり
だった2005年に、全く真逆のap bankというNPOバンクに転職した私だけに、
今回も時流には、反しているのかも知れません

しかし、当時の選択も含めて、結構、いい線行っていると思うのですが(笑)

いずれにせよ、信頼してくれる現地のパートナーと共に、仲間を徐々に
増やしながら、自分の信じたやり方でビジネスを創造し、
バングラデシュの自立的発展のみならず
日本の経済再興を目指したいと思います。

関連記事

no image

【就活考-3】日本の若者は、本当に内向きなのか? ⇒ 大人たちは、覚悟を決めて世界と向き合っているのか?

「日本の若者は内向き思考」と言われて久しいですが、それは本当なのでしょうか? 確かに、日本から海外

記事を読む

「BOPビジネス」、「ビジネスモデル」に感じる違和感

バングラデシュでの予定を無事終え、バンコクまで戻ってきました。今回は、日本の地方銀行の方々と一緒とい

記事を読む

no image

大学(2012年度前期)

気がつけば7月半ば、大学での前期講義も、いよいよ今週が最終回です。 2012年前期の、私の大学

記事を読む

no image

【就活考-1】学生にCSRをどう教えるか? ⇒ 学生は卒業後、なぜ就職するのか?

2011年~2014年の4年間、母校立教大学の学部学生向けの全学共通カリキュラムにおいて「新時代の企

記事を読む

バングラデシュの思考

  9月3日、バングラデシュの私立大学Northern Universityの客員教

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です